不動産テックのイタンジ株式会社は2025年4月15日、不動産売買仲介会社向けの査定書作成システム「ITANDI売却査定」の提供を2025年4月より開始すると発表した。AIが周辺の取引事例に基づいて査定価格を算定し、信頼性の高い査定書を短時間で発行できるようにするものだ。
不動産の査定価格は築年数や駅までの距離、面積、階数など多くの要素で変動するため、仲介会社は膨大なデータから価格を算出する必要があり、時間と手間がかかっていた。本システムでは物件概要を入力するだけで、AI価格査定エンジンが類似事例を抽出し、各要素が価格に与える影響を分析して査定価格を算出する。
査定書には周辺の類似事例に基づくロジックのほか、ハザードマップや周辺施設、地域相場といった情報も添付され、売主に査定価格の根拠を納得感をもって説明できるという。なお、本サービスはコラビット社からの技術提供を受けている。
また、累計約90,000店舗(2025年1月時点)に利用される不動産業者間サイト「ITANDI BB」のアカウントでログインできるため、複数システムを併用する負担も軽減される。査定書作成時間の削減により、仲介会社は接客など他の業務に時間を振り向けられるようになる。
出典:PR TIMES