新サービス

Paradis、契約書からAIがレントロール自動作成する新サービスを開始

不動産向けAIサービスを開発する株式会社Paradis(東京都渋谷区、代表取締役兼CTO・雲和貴)は2026年8月10日、収益物件のレントロール作成・更新をAIで自動化する「Aiスマート重説 for レントロール」の提供を開始した。賃貸借契約書や更新契約書、管理明細をアップロードするだけで、賃料・敷金・契約期間といった条件をAIが読み取り、レントロールを自動生成する。部屋ごとに書式や契約時期が異なる資料が混在する場合にも対応するという。

レントロールは買主の利回り判断や金融機関の融資判断の基礎となる資料だが、その作成は契約書を1部屋ずつ確認して転記する手作業に依存してきた。同社が現場で聞き取った実務では、1室あたりの入力に約30分、10室規模の物件で約5時間を要するケースもある。転記漏れや表計算の式ズレ、数字の出典を後から探す確認工数が重なり、収益物件を扱う仲介・管理会社にとって営業スループットの制約要因となっていた。

特徴は、AIが抽出した数字の根拠を元書類上にハイライト表示する点にある。担当者が書類と数字を並べて検証し、必要な箇所をその場で修正できる設計とした。自社の表計算テンプレートを登録すれば既存書式のまま出力でき、フロアごと・部屋ごとの入居状況を一覧化するスタッキングプランの作成や、担当者から上長までの承認フロー設定にも対応する。未承認の資料は透かし入りで出力され、確認前の資料が社外に出る事故を防ぐ。

不動産AI重説SaaS「Aiスマート重説」シリーズの一機能として提供され、重要事項説明書の作成と収益物件のレントロール作成を同一基盤上で運用できる。収益物件の売買仲介における提案リードタイム短縮、賃貸管理でのレントロール更新業務の標準化、戸数の多い1棟物件での活用を想定する。

出典:PR TIMES

最新情報

TOP